ひよっこ作家

おはぎとコーヒー

2023.9.26

 先週、子が入院することになり、わたしも付き添い入院をした。恥ずかしいことに、今回経験するまで、わたしは付き添い入院の現状を全く知らなかった。色々事情はあるのかもしれないけれど、親の寝床や食事がないことって何とかならないのだろうか…。義母が付き添い入院したときの話を聞いたところ、数十年前の状況とあまり様子が変わっていない印象を持った。

 

 

 最近、物を詰め替えることに喜びを感じている。洗剤や石鹸など。一人暮らしをしていた頃は、詰め替えるのがとてつもなく面倒で、次々に違う種類のものを買って、その度にボトルを捨てていた。少し歳を重ねて、どうやら詰め替えることは生きることなんだなというところに遂に辿り着いたようだ。生活を重ねる行為。生きている時間を可視化できるもの。何かを詰め替えている時間は、なんとなく心が癒やされる。また新しい時間を過ごせるような感じがして。それでも、機能の低い詰め替え商品にはぷりぷりと腹を立ててしまう。トリートメントを詰め替えているとき、あまりにもこっくりとした質感であるがために、容器の底にうまく落ちず、入口に溜まっていくばかりで、何度も何度も容器を床に打ち付けてトリートメントを底に落としていく必要があり、かなり手間がかかった。特に使い心地が気に入っていたものではないので、次回は違う種類のトリートメントを購入することを決意した。気に入って使っていたシャンプー、トリートメントが廃盤になってしまってから、我が家では新たに気に入るものをまだ見つけられずにいる。